国際的には、パラリンピック、フェスピック、世界ストーク・マンデビル競技会(ISMWSF)、ロビンフッド大会(CP-ISRA)等の総合大会の他に、競技別にはヨーロッパ選手権大会や各国世界選手権大会等があります。水泳の世界選手権大会(IPC主催)は、1994年11月にマルタで第1回大会が開催され、世界51ケ国から650名の選手役員が参加しました。日本からは選手11名、役員7名が参加し、金3同3のメダルを獲得しました。また、1998年10月にニュージーランドで第2回大会が開催され、日本からは選手21名、役員14名が参加し、金メダル1、銅メダル3を獲得しました。

1.日本の歴史
 身体障害者の水泳競技は、昭和39年の東京パラリンピック大会と昭和40年の国民体育大会のあとに開催された第1回全国身体障害者スポーツ大会(岐阜大会)が全国的な競技会の始まりといいます。
しかし、この大会は1度の参加しか許されず、競技として競泳を続けていこうとしても、県レベルの大会しか競技会がない状況でした。昭和49年日本で初めて大阪市に身体障害者専用のスポーツセンターがオープンし、多くの身体障害者がスポーツに親しむようになり、水泳クラブがセンターのオープンから約1年で結成されました。このような状況の中で、目標となる水泳大会がないのなら自分たちの手で全国規模の大会を開催しようとの声があがり、日本選手権大会を目標に、「第1回近畿身体障害者水泳選手権大会」を開催し、4年後の昭和59年4月に日本身体障害者水泳連盟が発足し、昭和59年9月9日に「第1回日本身体障害者水泳選手権大会」が開催されました。
 その後、日本選手権大会は毎年開催県を変えて実施し、また、ソウルパラリンピックを契機に、指導者の研修会及び選手の強化合宿を開催してきました。そして、1991年には、(財)日本身体障害者スポーツ協会と共催して、より高いレベルの選手による競技会としてジャパン・パラリンピック水泳競技会を実施してきました。このジャパン・パラリンピック水泳競技会を実施するにあたり、クラス分けを充実させるために、1993年からクラス分け講習会を実施しています。
日本身体障害者水泳選手権大会と事業及び会員数は次の通りです。


強化合宿 強化指定・パラ選手合宿 指導者研修会 クラス分け講習 JP 会員数 団体 個人
昭和59年 347 12団体256名 91
昭和60年 345 13団体262名 83
昭和61年 349 13団体299名 50
昭和62年 456 17団体356名 100
昭和63年 滋賀県 滋賀県 552 21団体487名 65
平成元年 静岡県 静岡県 496 26団体448名 48
平成 2年 静岡県 東京都 587 24団体495名 92
平成 3年 静岡県 神戸市 東京都 694 31団体581名 113
平成 4年 静岡県 神戸市 東京都 741 35団体651名 90
平成 5年 静岡県 神戸市 大阪市 東京都 826 37団体724名 102
平成 6年 静岡県・大阪府 神戸市 東京都 東京都 882 39団体779名 103
平成 7年 静岡県・大阪府 神戸市 東京都 東京都 849 42団体772名 77
平成 8年 静岡県・大阪府 神戸市 東京都 821 42団体732名 86
平成 9年 静岡県・大阪府 神戸市 東京都 887 42団体794名 93
平成10年 宮城県・大阪府 大阪市 神戸市 大阪府 894 41団体800名 94
平成11年 宮城県・大阪府 宮城県・大阪市 神戸市 大阪府 902 41団体773名 129
平成12年 宮城県・大阪府 宮城・大阪・神戸・福岡 神戸市 大阪市 大阪府 913 46団体812名 101
平成13年 群馬県・大阪府 大阪市2回 神戸市 大阪市 大阪府 914 47団体817名 97
平成14年 群馬県・大阪府 大阪・京都市 神戸市 大阪市 大阪府 988 49団体877 111
平成15年 茨城県・大阪府 群馬県・呉市 神戸市 大阪市・神戸市 大阪府 50団体